2024年7月19日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その20 -松代城-

この記事は忍者豆知識その20です。今日は真田氏と関係のあるお城についてとにんぱくの展示についてお届けします。


・真田氏と関係のあるお城・松代城(まつしろじょう)
現在の長野県長野市に位置するお城で、戦国時代に武田氏が上杉氏対策のために築いたお城です。
元の名称は海津城(かいづじょう)という名称であったと言われています。
いつ築城されたかは不明で、武田氏によって築城され、その後武田氏滅亡の後は織田氏の家臣の森長可の居城でした。
この松代城に、江戸時代、元和8年(1622年)、上田藩主・沼田藩主だった真田信之は領地替えで移りました。

・にんぱくの忍者道具の紹介・はじき玉



はじき玉は、投擲して相手に当てたり、布で包んだ状態で直接殴ったりして使う道具です。
はじき玉(はじきだま)は、伝統的な日本の忍者や武士が使用していた小型の飛び道具の一種です。これらの小さな球状の武器は、主に敵の注意をそらしたり、一時的に混乱させるために使われました。はじき玉は、その使いやすさと効果から忍者の装備として広く認識されています。
はじき玉は、通常、小さな球状の形をしており、手のひらに収まるサイズです。
材質は鉄や陶器などで作られ、中には毒や粉末などが詰められていることもあります。
指で弾くようにして投げることが多く、そのため「はじき玉」と呼ばれます。
敵に向かって投げると、衝撃で中の物質が飛び出し、視界を奪ったり、混乱を引き起こしたりします。
小さく軽量であるため、忍者や武士が複数個を簡単に携帯できます。
突然投げつけることで、敵の注意を引き、隙を作り出すことができます。
中に詰める物質を変えることで、様々な効果を発揮します。例えば、目くらまし用の粉末や、毒など。
忍者は、敵を欺くために様々な道具を使用しました。はじき玉は、その一つであり、特に隠密行動を行う際に有効でした。敵の注意を逸らしたり、追手を巻くために使用され、効果的にその場を離脱する手段として用いられました。
敵の目の前に投げることで、粉末が飛び散り、一時的に視界を奪います。
硬い地面に投げつけて音を立て、敵の注意を特定の方向に向けさせます。
現在、はじき玉は主に歴史的な研究や武道の訓練、またはコレクションアイテムとして使用されています。伝統的な忍術の訓練においては、はじき玉の使い方やその効果を学ぶことも重要です。

はじき玉は、そのシンプルさと効果の高さから、忍者の装備として非常に魅力的な道具です。歴史的な背景を持ちながら、現代でもその存在感を保っています。

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2024年7月5日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その17 -真田十勇士-

この記事は忍者豆知識その17です。今日は真田十勇士の一人とにんぱくの展示物についてお届けします。

・忍者豆知識、由利鎌之助(ゆりかまのすけ)
由利鎌之助は、真田十勇士の一人です。
丹波の豪族で、鎖鎌の名手と言われます。
真田三代記にも登場し、菅沼家に仕えていたところを真田氏に敗れてから真田氏の配下になったと言われています。

・にんぱくの忍者道具の紹介、弩(いしゆみ)



弩とは、矢や石を発射する弓のことを言います。通常の弓と違い、台座がついています。
弩(石弓)は、古代から中世にかけて使われた弓矢の一種で、特に中国や日本で広く使用されました。石弓は、通常の弓と異なり、機械的な仕組みを用いて矢を放つ武器です。現代では「クロスボウ」として知られています。

石弓の構造と特徴として、本体は木や金属で作られた堅固なフレームで、これは矢を放つための台座となります。
弦は、強力な素材(例えば、動物の腱や現代では合成素材)で作られた弦を使い、矢を放つために引き絞ります。
弓の部分には弦を取り付けるための両側のアームがあり、通常の弓のように曲がります。
弦を引き絞り、固定し、引き金を引き矢を放つ機構になっており、通常の弓よりも強力な力で矢を放つことができます。
矢は、石弓用の矢は通常の弓矢よりも短く、重いことが多いです。
強力な弩ほど強い張力が必要されます。
クロスボウ(crossbow)は、弓と同様に矢を発射する武器ですが、機械的な構造を持ち、より強力で正確な射撃が可能です。クロスボウは、古代から中世にかけて軍事用途で広く使用され、現代でもスポーツや狩猟などで使われています。

クロスボウにはストック部分があり、銃のような形状をしており、射手が握る部分です。肩に当てて安定させるための部分も含まれています。
弓腕はクロスボウの前部に取り付けられた弓の部分で、通常の弓と同じように曲がります。
強力な素材で作られた弦が、弓腕に取り付けられています。
弦を引き絞り、固定し、トリガーを引くことで矢を発射します。
レールがついており矢(ボルト)が発射される際に滑るガイドレールです。
矢(ボルト)はクロスボウ用の矢で、通常の弓矢よりも短く、重いことが多いです。
弦を引き絞り、手動で、または専用の引き絞り装置を使って弦を引き絞り、トリガーメカニズムで固定します。
矢(ボルト)をレールに沿ってセットし、弦の前に配置します。
クロスボウを構え、標的に照準を合わせます。現代のクロスボウにはスコープが付いているものもあります。
トリガーを引くと、弦が解放され、矢が発射されます。
矢を引き絞った状態で保持できるため、狙いを定めやすく、射撃が安定します。
高い射撃力を持ち、通常の弓よりも強力な矢を発射できます。
弓に比べて習得が容易で、初心者でも精度の高い射撃が可能です。
短所として、弦を引き絞るのに時間がかかり、連射が難しいです。
クロスボウは重くて大きいため、携行性に劣ります。
トリガーメカニズムや弦の引き絞り装置が故障しやすく、メンテナンスが必要です。
クロスボウは、古代中国や中世ヨーロッパで広く使用されました。特に中世のヨーロッパでは、騎士や城の守備兵が使用し、その威力と精度で敵を制圧しました。現代では、クロスボウはスポーツ競技や狩猟に使われるほか、一部の軍や警察でも特殊な状況で使用されることがあります。
クロスボウは、歴史的にも現代的にも多用途であり、その強力な射撃力と高い精度から、さまざまな場面で役立っています。

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2024年7月1日

忍術〜隠形術編〜|にんぱくブログ|体験

NINJA

隠形術(おんぎょうじゅつ)とは、忍術の一種であり、さまざまな手法を使って相手の視界から姿を消す技術の総称です。一般的には「隠れる」と聞くと、例えば岩陰に身を隠して見つからないようにするイメージがありますが、隠形術はその表面的な意味だけでなく、より深い技術を含んでいます。その技術の一つとして、周囲の環境や風景に巧みに溶け込み、相手に気づかれることなく存在を隠すというものがあります。

たとえば、うずら隠れという術があります。これはまるで小鳥のうずらのように、手・足・頭をひっこめて丸くうつ伏せになる隠れ方で、身を潜めるものがない時に、石などに寄り添う形で行います。この時に、できるだけ静かに呼吸をし、道端の石ころになる気持ちになって、生き物としての気配を消します。

隠形術は、単なる身を隠す技術にとどまらず、心理的な戦略を含んでいます。例えば、追跡者から逃れる際に急に隠形術を駆使して道を曲がることで、相手にとっては突如として姿が消えたように見え、居場所を確認できなくさせることができます。特に夜間や暗がりでは、周囲の闇に溶け込んで見つからないようにする効果が高まります。このように、隠形術は単なる身体の隠し方を超えて、戦術的な意味を持つ忍術の一つとして重要な役割を果たしています。

以上のように、隠形術は単純な隠れる技術を超えて、環境との一体化や心理的な錯覚を利用することで、相手の視覚的・心理的な盲点を突く忍術と言えます。

狸隠れ

木に登って隠れます。上方向への注意は疎かになりやすいので、その虚をつきます。隠れている側からは敵の姿を確認しやすいために、偵察任務でも活用したと考えられます。春や夏など葉が生い茂っている季節であれば、なお隠れやすく都合が良いです。ちなみに狸は木登りが下手で、あまり木に登りません。「まさか木の上に狸はいるまい」という人の意識を逆手にとる重要性を思わせる術名です。

観音隠れ

前半部分の男が口元を着物の袖で隠していれば完璧です

敵が近づいてきたら、壁や木などの物陰に身を寄せて顔を袖で隠し、目は観音のように半開きのまま動かない。顔の白さと呼吸をできるだけ目立たなくしつつ、相手を観察する術です。

観音像

ColBase: 国立博物館所蔵品統合検索システム (Integrated Collections Database of the National Museums, Japan), CC 表示 4.0, リンクによる

狐隠れ

頭に蓮の葉が乗っていれば完璧でした。か、カカシ先生?

蓮などの木の葉を頭にかぶり、頭だけ出して水中に隠れる術です。遠くからは水面に浮かぶ木の葉のように見えるので、見つかりづらいのです。まさか水中に人がいるはずがないだろうという盲点をついています。衣服は水を吸って重くなるために、服を着て泳ぐには技術と体力が陽朝になります。脱いだ方がいいと考えることもできますが、水にいるヘビなどの害獣から身を守ってくれたりもします。

楊枝隠れ

爪楊枝を飛ばし、相手が気を取られている隙に隠れます。実践的な意味合いよりも、教訓的な術です。忍者は爪楊枝1本さえあれば、その場における創意工夫によって隙を作り出し隠れることができるということを伝えています。

動物をまねて隠れる

忍術には、陽術と陰術の二つの大きな分類があります。陽術は、堂々として姿を現して行動する術であり、例えば潜入先の家に客として偽装し、下見をするなどがその例です。一方、陰術は、闇に紛れて静かに情報を収集するなど、姿を隠して行動する術です。

また、忍術には動物の動きを模倣した「四足の習い」と呼ばれる術があります。この術は主に隠術に関連しており、動物が逃げ隠れするような行動を参考にしたり、動物の振りをして敵を欺く方法を忍者たちは試行錯誤しました。

特に犬は警戒心が強く、潜入作戦の際には天敵となり得ます。そこで忍者たちは、犬のものまねをすることで、潜入中に物音がしても「あれ、犬か?」と家主を油断させることがありました。犬の警戒のうなり声をまねたり、ブルブルという身震いの音をまねました。身震いをまねるためには、着物のつまをよく揉んで振ることでブルブルという音が出るのです。

しかし、動物に擬態するためには、その動きや仕草を細心の注意を払って観察することが肝要です。こうした訓練を積むことで、犬や猫、鳥などの動物だけでなく、周囲のさまざまな物をも模倣し、どんな状況下でも敵を欺くことができるようになるのです。

動物を真似る術の例

・犬の毛皮をかぶる
・狐狼の習い
 狐や狼のように人の裏をかく行動を考える
・牛馬のつたえの事
 牛馬が人に慣れるように敵方に近づきスパイ活動
・水鳥の教え
 水面上は静か、水面かでは足を動かす水鳥のように忙しさを見せない
・四つ足の習い
 犬や子猫の行動を知って、まねたり、追い払ったりする。

終わりに

このブログを運営しているにんぱくには、忍者が実際に使っていた忍具が展示されています。群馬県の北西にある東吾妻町に、にんぱくはあります。吾妻地域は真田氏が支配していたころ、忍びの者として真田家に仕えていた忍者がいました。岩櫃城と言えば歴史好きの方はピンと来るかもしれません。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。これからもにんぱくをよろしくお願いいたします!

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2024年6月30日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その16 -真田十勇士とにんぱくの展示物-

この記事は忍者豆知識その16です。今日は真田十勇士の一人についてお届けします。

・忍者豆知識、望月六郎(もちづき ろくろう)
望月六郎は真田十勇士の一人で、真田幸村の影武者として活躍したと言われています。
大坂の陣の時に根津甚八達とともに戦ったと言われています。

・にんぱくの忍者道具の紹介、耆著(きしゃく)


耆著(きしゃく)とは昔の方位磁針のことであり、忍者が使用したと言われています。

方位磁針(ほういじしん)は、磁石の性質を利用して方角を指し示す道具です。基本的な構造は、自由に回転できる磁針が水平方向に取り付けられたものです。この磁針は地球の磁場の影響を受け、常に南北方向を指すようになっています。

方位磁針は以下のような構造や機能を持っています。
磁化された針で、南北方向を指します。通常、片方の端が北を、もう片方が南を示すように色分けされています。
磁針が取り付けられている盤で、方角を示す目盛りが描かれています。北、南、東、西の四方位や、さらに細かい方位(例えば、北東、南西など)が示されています。
磁針と方位盤を保護するためのケースで、透明なカバーで覆われていることが多いです。液体で満たされている場合もあり、これにより磁針の動きを安定させます。
方位磁針は、航海、登山、ハイキングなど、位置や方角を正確に知る必要がある場合に広く使用されます。現代では、GPS技術の普及により使用頻度が減少していますが、依然として重要な道具の一つです。


方位磁針の基本的な使い方として、
方位磁針を水平な場所に置きます。傾けると磁針が自由に回転できなくなるので、水平を保つことが重要です。磁針が静止するまで待ちます。磁針は地球の磁場に従って回転し、最終的に南北方向を指します。
多くの方位磁針では、磁針の一端(通常は色分けされた部分)が北を指します。方位盤に描かれた目盛りを確認し、どの方向が北かを把握します。
方位磁針を回転させて、目的の方位を示す目盛りが磁針の北端と一致するように調整します。
これで、方位磁針の基準線(多くの場合、透明なケースの一部に描かれた線)が指し示す方向が目的の方位となります。
自分が向かうべき方向がわかったら、その方位に沿って移動します。移動中も方位磁針を頻繁に確認し、正しい方向を維持するようにします。
ハイキングや登山などで使用する場合、
地図と方位磁針を使用して現在地と目的地を確認します。
方位磁針で地図上の目的地の方位を測定します。
方位磁針を地図から外して、目的地の方位を基準に実際の地形での方向を確認します。
その方向に向かって移動します。
また船で航海する場合など、海図と方位磁針を使用して現在地と目的地を確認します。
方位磁針で進行方向を確認し、舵を調整してその方向に向かいます。
方位磁針の使用は比較的簡単ですが、正確な使い方をマスターするには練習が必要です。また、金属製品や強い磁場の近くでは誤作動することがあるので、注意が必要です。

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2024年6月28日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その15 -真田十勇士のにんぱくの展示物-

この記事は忍者豆知識その15です。今日は真田十勇士の一人についてお届けします。
・忍者豆知識 根津甚八
根津甚八は、真田十勇士の一人です。
同じ真田十勇士の海野六郎とともに、大坂の陣で戦ったとされます。
真田幸村の影武者として活躍し、大坂の陣の時に討ち取られたとされています。

・にんぱくの忍者道具の紹介・目潰し


相手の目を眩ませる目潰しです。中に目潰しの粉があり、それを相手の顔に向けて振ることで目を眩ませるように使用したとされます。
目潰しの粉は、忍者が使用したとされる戦術的な道具の一つです。この粉は、敵の目に投げつけることで一時的に視力を奪い、敵の動きを制約する目的で使用されました。
目潰しの粉の成分は、砂、唐辛子の粉、灰、その他の刺激性の物質などが含まれていたとされています。
これらの成分は、敵の目に入ると強い痛みと涙を引き起こし、一時的に視界を奪う効果があります。


忍者は小さな容器や袋に目潰しの粉を入れて持ち運びました。
戦闘や逃走の際、敵の視界を奪うために素早く粉を投げつけました。
目潰しの粉は、忍者の戦術の一環として、隠密行動や敵の撹乱に非常に有効でした。これにより、忍者は戦闘を有利に進めたり、追跡者から逃れたりすることができました。
目潰し(めつぶし)は、戦闘や護身術において相手の視力を一時的に奪う戦術の一つです。主に忍者や武術家が用いた技術ですが、現代の護身術や警察の制圧技術にも応用されています。
砂、唐辛子の粉、灰などを混ぜた粉を用いて、敵の目に投げつける方法です。
これにより、相手は強い痛みと涙により視界を失います。
物理的な目潰しとして、指や手のひらを使って、直接相手の目を突く、叩く、押すなどの技術があります。
これにより、一瞬で相手の視力を奪い、動きを制約することができます。
光を利用した目潰しとしては、強い光を一時的に相手の目に向けて、眩しさで視界を奪う方法があります。
現代では、フラッシュライトやレーザーポインターを使うことがあります。
目潰しの効果として一時的な視力喪失になります。
突然の視覚障害により、相手の行動が制限され、混乱を招くことができます。
突然の目潰しにより、相手は驚きと恐怖を感じ、戦意を喪失することがあります。
目潰しは非常に攻撃的な技術であり、重大な障害を引き起こす可能性があります。そのため、使用には法的な問題が伴うことがあります。
目潰しを行う際には、適切な訓練と慎重な判断が必要です。誤った使用は相手に深刻な損傷を与えるだけでなく、自分自身や周囲の人々にも危険をもたらす可能性があります。
目潰しは、緊急時の護身術として有効な手段である一方で、慎重に扱うべき技術です。

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2024年6月25日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その14 -真田十勇士とにんぱくの展示物-

この記事は忍者豆知識その14です。今回は真田十勇士の一人とにんぱくの展示物についてお届けいたします。

・忍者豆知識・海野六郎(うみのろくろう)
海野六郎は真田十勇士の一人です。
真田三代記に同じ名前の人物がおり、その人物から名前が来ていると思われます。
同じ真田十勇士の根津甚八とともに大阪の陣を戦い抜いたとされます。

・にんぱくの忍者道具の紹介・手持ち燭台


手持ち燭台は、蝋燭を立てて辺りを照らすために使用します。
燭台は、ろうそくを立てるための台です。古くから照明器具として使われ、ろうそくを安定して燃焼させるための支えや台座の役割を果たします。燭台は、装飾的なデザインが施されているものも多く、家庭の装飾品としても利用されています。
一本のろうそくを立てるための単独の台があったり、複数のろうそくを立てることができる、多くの枝分かれしたデザインの台があります。
また、壁に取り付けるタイプの燭台もあります。
燭台は素材も様々で、金属、木材、ガラス、セラミックなどがあります。デザインや用途に応じて選ばれます。


日本の燭台は、その歴史と文化に深く根ざしており、独自の美しさと機能性を持っています。以下は日本の燭台のいくつかの特徴と種類です。
和燭台(わしょくだい)は日本の伝統的な燭台で、日本のろうそく(和ろうそく)を立てるために使用されます。和ろうそくは、植物性の原料を使って作られ、特有の形状と燃焼特性を持っています。和燭台もそれに合わせてデザインされています。
銅で作られた燭台は、古くから日本で用いられてきました。神社や寺院などの宗教施設で使用されることが多く、厳かな雰囲気を醸し出します。
木製の燭台は、家庭での使用に適した温かみのあるデザインが特徴です。日本の伝統的な技法で作られることが多く、茶道や華道の場でも見かけることがあります。
漆塗りの燭台は、高級感があり、美しい光沢が特徴です。漆器としての装飾性も高く、特別な場面や儀式で使用されます。
携帯用の折りたたみ燭台も存在します。これは、旅先や野外でろうそくを使用する際に便利です。軽量でコンパクトに収納できるため、持ち運びが容易です。
石で作られた燭台もあります。これは庭園や屋外で使用されることが多く、自然との調和を重視したデザインです。
特定の地域や寺院には、その場所独自のデザインや装飾が施された燭台があります。これらは、その地域の文化や信仰を反映しています。
日本の燭台は、機能的でありながらも美しさを追求したデザインが多く、文化や歴史を感じさせる工芸品としても評価されています。

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2024年6月23日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その13 -真田十勇士とにんぱくの展示物-

今日は忍者豆知識その13をお送りします。今日は真田十勇士の一人の話と、にんぱくの展示物のご紹介をいたします。

・忍者豆知識 筧十蔵(かけいじゅうぞう)
筧十蔵は真田十勇士の一人です。筧十蔵の父は筧十兵衛で、真田氏に仕えました。
筧十蔵は真田十勇士の創作上の人物ですが、真田氏には筧十兵衛という家臣がおりその人がモデルとなったのではないかと思われます。

・にんぱくの忍者道具の紹介 鉄拳(てっけん)

「鉄拳」は、拳に装着して打撃力を強化するための武器です。金属製で拳を包むように作られ、打撃を加える際に相手に対するダメージを増大させるために使用されます。以下に鉄拳の詳細と歴史、使用法について説明します。
鉄拳は通常、金属でできており、穴があり、そこに指を通して拳を覆う形状になっています。手のひら部分には厚みがあり、打撃時に拳を保護します。
主に鉄などの金属が使用されます。


鉄拳の起源は明確ではありませんが、古代ローマ時代の「カエストゥス」や、中世ヨーロッパの「ガントレット」など、拳を保護しつつ打撃力を増強するための武器が存在していました。
鉄拳はメリケンサックに似ています。アメリカでの使用は19世紀後半から20世紀初頭にかけて広まりました。「メリケンサック」という名称は、「アメリカン・ナックル」の略とされています。
鉄拳は自己防衛のために使用されることがあり、特に街頭での喧嘩や突発的な暴力から身を守るために使われることがあります。
打撃の威力を増大させるため、攻撃的な用途で使用されることがあります。相手に与えるダメージが大きいため、致命的な結果を招くこともあります。
多くの国や地域では、凶器の所持や使用に関する厳しい規制があります。日本では、メリケンサックなど凶器を持って集合することは「凶器準備集合罪」に該当し、違法とされています。アメリカやヨーロッパの一部地域でも、所持や使用が違法とされています。
鉄拳など凶器は致命的な武器として使用される可能性が高いため、多くの地域で規制されています。特に、公共の場での所持や使用は厳しく取り締まられています。
鉄拳の使用は、適切な訓練や状況判断が必要とされていたと思われます。現代では無闇に使用することは避けるべきです。
鉄拳などメリケンサックを使用する場合、法律違反となる可能性があるため、必ず地元の法律や規制を確認してください。
鉄拳は効果的な武器ですが、その危険性と法的リスクを考慮する必要があります。自己防衛のために他の安全な手段を検討することが推奨されます。

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2024年6月16日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その12 -横谷左近とにんぱくの展示物-

今日は忍者豆知識その12をお送りします。今日は真田忍者の一人についてお送りします。

・忍者豆知識 横谷左近(よこやさこん)
横谷左近は真田忍者で、猿飛佐助のモデルになったと言われています。横谷左近は上野国の横谷(東吾妻町松谷)の地侍で、
横谷家は東吾妻町にあった雁ケ沢城の城主でした。


武田家の家臣である真田氏が勢力を伸ばしていったときに真田氏に仕えたと言われています。
関ヶ原の合戦の時も、真田親子が上田城に帰還する際に、真田氏を助けたとされます。
また関ヶ原の合戦の時に、徳川秀忠軍を上田城で足止めしたと伝えられています。

・にんぱくの忍者道具の紹介 撒菱(鉄菱)



撒菱(鉄菱、まきびし)は、忍者が追手に追いかけられている時に足止めするためのものです。大きい撒菱は馬用(馬に踏ませる用)に使うものです。
撒菱は、日本の忍者や戦国時代の兵士が使用した武器の一つです。これは、地面にばら撒いて敵の足を傷つけ、追跡を遅らせたり、移動を妨げたりするために使われました。撒菱は通常、金属や竹などで作られており、どの方向に落ちても尖った部分が上を向くように設計されています。
撒菱は通常、四つの鋭利な尖端を持つ星形の構造をしています。この形状により、地面に投げた際、どの方向に落ちても常に一つの尖端が上を向くようになっています。
撒菱は金属(特に鉄)で作られることが多いですが、竹や木で作られることもあります。竹や木の撒菱は、軽くて持ち運びやすく、特に忍者が密かに使用するのに適していました。
撒菱は敵の足を傷つけることで、追跡を遅らせたり、移動を妨害したりするために使用されました。また、撒菱を使って逃げる際に敵を足止めすることで、逃走の成功率を高めることもできました。
現代の警察や軍隊でも、タイヤをパンクさせるためのスパイクストリップなど、撒菱に似た道具が使用されています。
撒菱の鋭い尖端が足やその他の部分に刺さると、激しい痛みと不快感が生じます。これにより、敵の動きが鈍くなり、追跡や攻撃が困難になります。
撒菱が皮膚を貫通すると出血が生じます。傷口が深ければ深いほど、出血量が増え、傷口の治療が必要になります。
中世の日本では衛生環境が現代ほど整っていなかったため、撒菱による傷口が感染するリスクが高まりました。傷口に土や汚れが入り込むと、さらに感染の危険性が高まります。
撒菱が足に刺さると、歩くことや走ることが非常に困難になります。これにより、追跡を遅らせたり、敵の行動を制限することができます。
撒菱の存在は心理的な影響も及ぼします。撒菱をばら撒いた区域を通ることへの恐怖や不安が生じ、敵の士気が低下する可能性があります。
撒菱が刺さった場合、傷口の治療が必要です。まず撒菱を安全に取り除き、消毒し、適切な処置を施す必要があります。重傷の場合は、医療専門家の治療を受ける必要があります。
これらの影響により、撒菱は敵を妨害し、逃走や戦術的な優位性を確保するための有効な道具として使われました。
撒菱は、そのシンプルさと効果的な設計から、古代の戦術や忍者の道具の中でも特に興味深いものの一つです。

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2024年6月10日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その11 -穴山小助とにんぱくの展示物-

今回は忍者豆知識その11をお届けします。今日は真田幸村に仕えた真田十勇士の人物についてです。

・忍者豆知知識 穴山小助(あなやま こすけ)
穴山小助は、日本の戦国時代の武将で、真田十勇士の人物で、特に真田幸村の家臣として知られています。彼の詳しい情報は以下の通りです。

穴山小助は、真田幸村に仕えた家臣の一人で、特に武勇に優れた人物とされています。彼は数々の戦いに参加し、その戦功で名を馳せました。幸村の配下として忠実に仕え、彼の軍略において重要な役割を果たしたと伝えられています。

彼の武勇伝の中には、敵陣深くに切り込んで戦った話や、幸村のために命を賭けて戦った話などが多く残されています。
エピソードとしては、真田幸村の配下として、大阪の陣の戦いの際、幸村の影武者としての役割を果たしたとも言われています。幸村を討ち取ったと思いきや、それは影武者だったと言われるエピソードがあります。

穴山小助は真田十勇士に存在する人物です。穴山小助については、戦国時代の武将としての彼の活躍やエピソードが特に注目されています。幸村に仕えた家臣の一人として、彼の名は歴史に刻まれています。

・にんぱくの忍者道具紹介 握り鉄砲(にぎりでっぽう)


手のひらで握ることで発射する鉄砲。芥砲(かいほう)という名称もあります。
握り鉄砲は、江戸時代の日本で使われた火器の一種です。一般的には、小型の火縄銃やピストルのことを指します。以下に握り鉄砲の特徴や歴史について説明します。
握り鉄砲はコンパクトなサイズであり、隠し持つことが容易でした。このため、暗殺や護身用として利用されることが多かったです。
一回の発射で弾丸が一発のみ発射される単発式が主流でした。
当時の技術では火縄を用いて火薬に点火する仕組みが一般的でした。後に、火打ち石を使った発火機構も登場しました。
江戸時代初期から中期にかけて、握り鉄砲は特に武士や忍者によって使用されました。護身用や暗殺、近接戦闘でのサポートとして重宝されました。
忍者は暗殺任務や護衛任務において、握り鉄砲を用いることがありました。小型で隠しやすいため、相手に気付かれずに近づくことが可能でした。
握り鉄砲は、歴史的な小説や映画、ドラマなどでしばしば取り上げられ、日本の武士や忍者の象徴的な武器の一つとして描かれています。
握り鉄砲は、日本の歴史において重要な武器の一つであり、その小型で携帯性の高いデザインは、当時の戦術や生活スタイルに大きな影響を与えました。

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2024年6月8日

忍術〜伝達術編〜|にんぱくブログ|体験

NINJA

忍者の主な任務である情報収集。集めた情報をどのようにして主君や味方に伝えていたのでしょうか? 敵に知られることなく、味方だけに分かる方法とはどういったものがあったのでしょう? この記事では忍者の伝達術について書いていきます。

狼煙

忍者は遠くからでも見える煙を使って、緊急事態を知らせました、狼の煙と書いて「のろし」これは、狼のフンを乾燥させ、火薬に混ぜて使ったことに由来しています。狼のフンを使うと、煙が真っ直ぐに上がり、わかりやすいと言われています。現在の日本には狼はいません。日本に生息していたニホンオオカミは絶滅種となっていて、確実な最後の生息情報は1905年の冬です。忍者が活躍していた時代の日本には、オオカミが生息していました。フンを手にいれることは、今よりはるかに簡単だったと思われます。

隠語

隠語とは仲間だけにしか分からない言葉です。会話から忍者とバレることがないように使っていました。たとえば、「伊賀」という言葉を聞かれると忍者ではないかと疑われるため、伊賀は「くり」と言い換えていました。いくつか重要な単語をこのように言い換えて、味方通しでコミュニケーションをとっていました。

五色米

米を白のほか、青、黄、赤、黒に染めて、それらの色に意味をもたせ、仲間だけにわかる暗号として使っていたとされています。また、戻る時の目印として置いておくこともありました。

忍者文字

忍者は仲間だけにしかわからない文字を使って文を書いていました。さまざまな文字があり、なかでも「忍びイロハ」は特に有名です。
日本の漢字は、その多くが「へん」と「つくり」に分かれています。それを利用して、「木・火・土・金・水・人・身」の七文字を「へん」に、「色・青・黄・赤・白・黒・紫」の七文字を「つくり」にして漢字を作り、イロハ48文字に当てはめました。

右の「へん」の【身】が【見】になっていましたので訂正しました。 2024.6.19

上の図をつくるために、「忍びいろは」というフォントを使用しています。山口正之が解釈し、白土三平が採用した読み方を採用されているようです。

上記のフォントを使って、暗号文を書いてみました。皆様は解けますか?

結縄

縄に結び目を作り、その形状や結び目の数などで暗号にしていました。それを家の軒下にぶら下げておき、仲間に伝えました。結縄からは、「秘密文字」という。誰も読めないような形状の文字ができたという説もあります。

合言葉

暗闇で敵味方を区別するのは難しいことでした。同じような忍び装束を着て、覆面をしていたのでは無理もありません。そこで、合言葉を使って仲間を判別していたのです。合言葉とは、前もって決めておいた言葉を互いに答えること。こちらが「山」と言えば、相手は「谷」と答えるのが、わかりやすい例ですね。

終わりに

このブログを運営しているにんぱくには、忍者が実際に使っていた忍具が展示されています。群馬県の北西にある東吾妻町に、にんぱくはあります。吾妻地域は真田氏が支配していたころ、忍びの者として真田家に仕えていた忍者がいました。岩櫃城と言えば歴史好きの方はピンと来るかもしれません。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。これからもにんぱくをよろしくお願いいたします!

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