2025年4月14日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その70 -慈尊院-

この記事は、忍者豆知識その70です。この記事では真田氏にゆかりのある神社仏閣についてお届けします。
・慈尊院
慈尊院(じそんいん)について
慈尊院は、和歌山県伊都郡九度山町にある真言宗の古刹で、高野山のふもとに位置する高野山町石道(ちょういしみち)の起点として知られています。弘法大師・空海が母のために建立した寺院であり、「女人高野」として女性の信仰を集めてきました。

🌿 ・基本情報
所在地:和歌山県伊都郡九度山町慈尊院832
宗派:真言宗
創建:弘仁7年(816年)、空海により創建
本尊:弥勒菩薩
🙏 ・歴史と真田氏との関わり
・空海と母への思い
空海が高野山を開山した際、母が山に登ることができなかったため、山麓に慈尊院を建立し、ここで母と再会を果たしました。
「九度山」という地名は、空海が月に九度、母を訪ねたことに由来しています。

・真田氏とのつながり
関ヶ原の戦い後、真田昌幸と真田信繁(幸村)が九度山に蟄居(ちっきょ)を命じられた際、この地の信仰と文化に触れました。
慈尊院は真田父子が暮らしていた九度山の拠点近くにあり、真田氏もここで祈りを捧げたと伝えられています。
🎀 ・見どころ
・弥勒仏坐像(本尊)
慈尊院の本尊である弥勒菩薩は、未来仏として信仰されています。
・女人高野
高野山が女人禁制だった時代、女性は慈尊院で参拝を行い、高野山への信仰をここで果たしました。
・乳房型の絵馬
空海の母への思いから、安産・子宝・母乳の祈願が盛んで、乳房型の絵馬が奉納されています。
・町石道
慈尊院から高野山まで続く「町石道」は、空海ゆかりの道であり、世界遺産に登録されています。
🕰️ ・参拝情報
拝観時間:8:00〜17:00
拝観料:無料
・アクセス:
南海高野線「九度山駅」から徒歩約20分
車:京奈和自動車道「高野口IC」から約10分
駐車場:無料

2025年3月24日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その69 -榛名神社-

榛名神社(群馬県高崎市)は、真田氏と深い関わりを持つ神社の一つです。真田氏は榛名神社を守護神として崇敬し、戦国時代には信仰の拠点として重要視していました。
榛名神社は、沼田氏や真田氏など代々城主の崇敬を受けてきた利根沼田の総鎮守で、真田信之が社殿を改築したことで知られています

🏯 ・真田氏との関係
・信仰の拠点
真田昌幸は、上野国(現在の群馬県)における勢力拡大の中で、榛名神社を武運長久や領国安泰を祈願する神社として崇敬しました。
榛名神社は「火と土の神」を祀ることから、戦勝祈願や厄除けに効果があると信じられ、戦国武将たちに支持されていました。真田信之が社殿を建設しました。
・信繁(幸村)と榛名信仰
真田信繁(幸村)も、出陣前に榛名神社で必勝祈願を行ったと伝えられています。
真田氏は、戦国時代を通じて、榛名神社を心の拠り所とし、戦の安全と勝利を願いました。
・奉納品や痕跡
榛名神社には真田氏に関連する奉納品や家紋(六文銭)が見られることもあります。
社殿や周辺の文化財には、真田氏の歴史を感じさせる装飾が残されています。
🌿 ・まとめ
榛名神社は、真田氏にとって単なる信仰の場ではなく、戦国の乱世を生き抜く精神的な支柱となった場所でした。現在でも、榛名神社を訪れることで、真田氏の歴史と精神に触れることができるでしょう。

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2025年3月8日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その68 -砥石神社-

この記事は忍者豆知識その68です。この記事では真田氏にゆかりのある神社についてお届けします。

・砥石神社(といしじんじゃ)
砥石神社は、群馬県沼田市にある神社で、米山城跡の近くに位置しています。地元では古くから米山信仰と結びついた霊験あらたかな神社として知られ、特に刃物や道具の守護神として信仰されています。

長野県上田市には砥石城(といしじょう)という山城が存在し、真田氏と関わりがあります。砥石城は、真田氏が上田地方を押さえる外城として築城されました。現在、砥石城跡は登山スポットとして知られ、上田市街地を見下ろすことができます。

砥石神社自体と真田氏の直接的な関わりは確認できませんが、同名の砥石城や真田氏に関連する神社が存在することがわかります。

🌿 ・歴史と由来
創建:不詳(平安時代以前ともいわれる)

・主祭神:
倭建命(やまとたけるのみこと)
 
・由緒:
近くに砥石(といし)の産地があり、古くから刀剣や農具を研ぐ石として利用されてきました。
刃物を扱う人々や職人たちから、道具の切れ味や安全を祈願する場所として信仰されてきました。

⛩️ ・ご利益
仕事運・技術向上:職人やものづくりに携わる人にとって特にご利益があるとされています。
勝運・開運:鋭い切れ味が「困難を断ち切る」ことに通じると信じられています。
安全祈願:刃物を扱う仕事での事故防止。
🌸 ・見どころ
御神石(砥石)
社殿の近くには、かつてこの地域で採掘された砥石が奉納されています。
この石に触れることで、心身を研ぎ澄まし、邪念を払うとされています。
・米山城跡との関係
砥石神社は米山城の鬼門を守る役割も果たしていたといわれています。
城跡を巡る登山道から神社に立ち寄ることができます。
・四季折々の風景
春は桜、秋は紅葉が美しく咲きます。
🕰️ 参拝情報
所在地: 群馬県沼田市沼須町
アクセス: 沼田市中心部から車で約15分。公共交通機関をご利用の場合、最寄りのバス停から徒歩約10分です。
駐車場: 境内に無料駐車場があります。
参拝時間: 特に制限はなく、終日参拝可能です。
注意事項: 境内は自然豊かで、足元が滑りやすい箇所がありますので、歩きやすい靴でお越しください。

2025年3月7日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その67 -山家神社-

この記事は忍者豆知識その67です。この記事では真田氏にゆかりのある神社についてお届けします。

・山家神社(やまがじんじゃ)
山家神社は、長野県上田市真田町に鎮座する古社で、真田氏ゆかりの神社として知られています。戦国時代には、真田昌幸や真田幸村が戦勝祈願を行い、真田氏の氏神として崇敬されました。

🌿 ・歴史と由来
創建:不詳(平安時代以前と伝わる)
・主祭神:
大国主神、伊邪那美神、菊理媛神
・由緒:
古くから信濃国小県郡(現在の上田市周辺)の総社として崇められ、地域の守護神として信仰されました。
戦国時代には、真田幸隆が武運を祈願し、以後、真田一族の信仰が続きました。
⛩️ ・ご利益
勝運・必勝祈願:真田氏が戦勝祈願を行ったことに由来
家内安全:地域の総社として家を守る神
五穀豊穣:農業や商売繁盛

真田氏が信仰していたことから、特に勝負運や開運にご利益があるとされています。

🌸 ・見どころ
・真田氏ゆかりの「願掛け絵馬」
真田家の六文銭をあしらった絵馬が奉納されています。
戦国武将好きには見逃せないスポットです。
・重要文化財「山家神社本殿」
室町時代に建立された三間社流造の本殿は国の重要文化財に指定されています。
精緻な彫刻と歴史的な建築様式が見どころです。
・真田氏の「手水鉢」
真田氏が寄進したと伝わる手水鉢が境内に残っています。
春の桜と秋の紅葉
境内は四季折々の風景が美しく、特に春の桜と秋の紅葉は必見です。
📝 アクセス
所在地:長野県上田市真田町長4473
交通:
🚃 JR上田駅から車で約20分
🚗 上信越自動車道「上田菅平IC」から車で約10分
駐車場:無料駐車場あり
🕰️ 参拝時間・拝観料
参拝時間:境内自由
社務所(授与所):9:00~16:00
拝観料:無料

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2025年3月2日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その66 -生島足島神社-

この記事は忍者豆知識その66です。この記事では真田氏にゆかりのある神社についてお届けします。

⛩️ ・生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)
生島足島神社は、長野県上田市にある信濃国の一宮で、古くから国土安泰や生命力の守護を司る神社として信仰を集めてきました。真田氏とのゆかりも深く、特に真田幸村が戦勝祈願をしたことでも知られています。

🌿 ・歴史と由来
創建:不詳(神代の時代と伝わる)
主祭神:
生島大神(いくしまのおおかみ):生命力・大地の恵みを司る神
足島大神(たるしまのおおかみ):豊穣・万物の充足を司る神
御神体:大地そのものを神体とする独特の信仰形態
平安時代には「延喜式神名帳」にも記載される格式高い神社です。
⛩️ ご利益
国土安泰:土地や家を守る
家内安全:家庭の平和と繁栄
安産・子宝:命の恵みを授かる
五穀豊穣:農業や商売繁盛
勝運・必勝祈願:真田氏に由来
特に、生命力を高める神としての信仰が強く、心身の健康や家庭円満を願う人々が参拝しています。

🌸 ・見どころ
・神池に浮かぶ本殿
境内中央の神池に浮かぶように本殿が建てられています。
神池は「神の力が湧き出る泉」とされ、清らかな水に囲まれた神聖な空間です。
?・真田氏ゆかりの「奉納太刀」
真田幸村が戦勝祈願として奉納したと伝わる太刀が宝物館に保存されています。
「夫婦欅」
境内には、2本の欅が根元でつながる「夫婦欅」があり、縁結びや夫婦円満の象徴とされています。
生島足島神社の御朱印
シンプルながら力強い書体で、特に六文銭をモチーフにした印が真田ファンに人気です。
📝 ・アクセス
所在地:長野県上田市下之郷中池西701
交通:
🚃 上田電鉄別所線「下之郷駅」から徒歩約7分
🚗 上信越自動車道「上田菅平IC」から車で約20分
駐車場:無料駐車場あり
🕰️ 参拝時間・拝観料
参拝時間:境内自由
社務所(授与所):9:00~16:30
拝観料:無料(宝物館は有料:300円)

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2025年3月1日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その65 -真田神社-

この記事では真田氏にゆかりのある神社についてお届けします。

・真田神社(上田城跡公園内)
真田神社(さなだじんじゃ)は、長野県上田市の上田城跡公園内に鎮座する神社で、真田氏をはじめとする上田城歴代城主を祀っています。戦国時代の武将真田幸村(信繁)、真田昌幸、真田信之を主祭神とし、勝運や開運のご利益で知られています。

🌿 ・歴史と由来
創建:明治12年(1879年)
元の名称:松平神社
上田城本丸跡に建てられ、当初は江戸時代の上田藩主松平氏を祀る神社でした。
昭和39年(1964年)、地元住民の要望により真田氏を合祀し、「真田神社」と改称しました。
現在は、真田氏・仙石氏・松平氏の歴代上田城主を祀る「歴代城主鎮護の社」となっています。

⛩️ ・ご利益
勝運:真田氏の智謀と武勇にあやかる勝負運
開運:人生の転機を好転させる運気向上
学業成就:知略に長けた真田氏にちなむ
家内安全:真田家の強固な結束に由来
特に、真田家の「不屈の精神」と「知恵と勇気」を象徴する神社として、多くの参拝者が勝負事や試験前に訪れます。

🌸 ・見どころ
・六文銭の社紋
真田家の家紋「六文銭」が神社の各所にあしらわれています。
六文銭は三途の川の渡し賃を意味し、「いかなる困難も乗り越える覚悟」を示しています。

・勝守・六文銭のお守り
勝負運や開運を願うお守りが豊富で、特に「勝守」が人気です。
六文銭の入った御朱印もコレクターに好評です。

・真田井戸
境内近くには、上田城時代に城外への抜け道と伝わる「真田井戸」があります。
幸村がこの井戸を使って城を脱出したという伝説もあります。

・上田城跡公園
春は桜、秋は紅葉が美しい公園内にあり、散策にも最適です。
上田城東虎口櫓門や西櫓などの史跡と併せて訪れるのがおすすめです。

📝 ・アクセス
所在地:長野県上田市二の丸1-12
交通:
🚃 JR上田駅から徒歩約15分
🚗 上信越自動車道「上田菅平IC」から車で約10分
駐車場:上田城跡公園駐車場(有料)
🕰️ 参拝時間・拝観料
参拝時間:境内は自由に参拝可能
社務所(授与所):9:00~16:00
拝観料:無料

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2025年2月28日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その64 -千古温泉-

この記事は忍者豆知識その64です。この記事では真田氏にゆかりのある温泉についてお届けします。


・千古温泉(ちこおんせん)
長野県上田市真田町にある温泉で、真田氏ゆかりの温泉としても知られています。

・歴史と真田家との関わり
千古温泉は、戦国時代に真田昌幸や真田幸村が隠し湯として利用したと伝えられています。
真田家が上田城を拠点にしていた時代、合戦で傷ついた兵士たちの療養や、家臣たちの休息の場としても使われたとも言われています。

・温泉の特徴
泉質:単純硫黄泉(アルカリ性)
お湯はわずかに硫黄の香りがし、肌がすべすべになる「美肌の湯」として有名です。
効能:皮膚病、リウマチ、神経痛、疲労回復などに効果があるとされています。
自然に囲まれた静かな環境で、落ち着いた雰囲気の中で温泉を楽しめます。

・千古温泉旅館
千古温泉には、一軒宿「千古温泉旅館」があります。
山あいの静かな場所にあり、家庭的なもてなしと源泉かけ流しの温泉が魅力です。
内湯はこぢんまりとしていますが、泉質の良さは評判で、地元の人からも愛されています。

・周辺観光
上田城跡公園:真田氏の居城で、春は桜、秋は紅葉が美しい歴史スポット。
真田氏本城跡:真田家の発祥の地で、戦国時代の山城を感じられます。
信州上田の温泉巡り:別所温泉、角間温泉など、真田ゆかりの温泉地も近く、合わせて訪れるのもおすすめです。

・アクセス
車:上信越自動車道「上田菅平IC」から約20分。
公共交通:上田駅から千古温泉方面へのバスが出ています(本数は少なめなので要確認)。

・千古温泉の魅力
戦国時代の隠し湯としての歴史を感じながら、のんびりと入浴できる温泉です。
知名度は高くないものの、泉質の良さと静かな環境で、隠れた名湯としてファンも多いです。
真田家の歴史を辿りながら、ひっそりと癒しの時間を過ごしたい方におすすめです。
「真田家の隠し湯」で戦国時代に思いを馳せつつ、温泉で心身をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

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2025年2月24日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その63 -松代温泉-

・松代温泉(まつしろおんせん)
長野県長野市松代町にある温泉で、戦国時代の名将真田信之(真田幸村の兄)や真田家ゆかりの地として知られています。

・歴史と真田家との関わり
松代は、関ヶ原の戦い後に真田信之が松代藩の初代藩主となり、真田家が治めた地です。
松代温泉はその松代藩の城下町に位置し、真田氏ゆかりの温泉として、歴史とともに親しまれてきました。

・温泉の特徴
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(高張性中性高温泉)
鉄分や塩分を多く含み、湯は黄褐色で、空気に触れるとさらに色濃くなります。

・効能:神経痛、筋肉痛、冷え性、皮膚病、慢性消化器病、婦人病などに効果があるとされています。
湯上がり後は体がポカポカと温かく、肌がしっとりすると評判です。

・おすすめ温泉施設
松代荘:松代温泉を代表する日帰り温泉施設で、鉄分豊富な黄褐色の「黄金の湯」が人気。宿泊も可能です。

・周辺の見どころ
松代城跡:真田信之が築いた城で、春には桜が美しく、真田家の歴史を感じられます。
真田宝物館:真田家ゆかりの品々が展示され、歴史ファンには必見のスポット。
松代大本営跡:第二次世界大戦中に建設された地下壕で、歴史遺産として見学できます。

・アクセス
車:上信越自動車道「長野IC」から約10分。
公共交通:JR長野駅から松代行きのバスで約30分。

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2025年2月23日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その62 -四万温泉-

この記事は忍者豆知識その62です。この記事では真田氏とゆかりのある温泉についてお届けします。

・四万温泉(しまおんせん)
群馬県中之条町にある温泉で、「四万(よんまん)の病を癒す」とされる伝説の湯として知られています。国の重要文化財「積善館」があることでも有名です。

・歴史と由来
開湯は今から約1,200年前。古くから湯治場として栄えてきました。
真田氏との関わり:
四万温泉は上田から草津温泉方面へ通じる道の近くにあり、真田氏が管理した草津街道の要所でもあったため、真田領の一部として歴史に名を残しています。

・温泉の特徴
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
美肌効果、疲労回復、胃腸病に効くとされ、「飲泉」できる温泉としても知られています。
温泉街を流れる四万川の清流と、周囲の大自然が心を癒します。

・名所・観光スポット
積善館:元禄時代から続く日本最古の木造湯宿建築。映画『千と千尋の神隠し』の油屋のモデルの一つとも言われています。
四万川ダム(奥四万湖):エメラルドブルーの湖が美しく、散策や写真撮影に人気。
日向見薬師堂:温泉を発見したとされる薬師如来が祀られ、病を癒す「湯の守り神」として信仰されています。

・おすすめの温泉宿
四万たむら:創業500年の老舗旅館で、豊富な湯量を誇ります。
積善館:歴史を感じるレトロな建築と、幻想的なトンネル風呂が魅力。

・アクセス
電車:JR吾妻線「中之条駅」から路線バスで約40分。
車:関越自動車道「渋川伊香保IC」から約60分。

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2025年2月22日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その61 -角間温泉-

この記事は忍者豆知識その61です。この記事では真田氏にゆかりのある温泉についてお届けします。
・角間温泉(かくまおんせん)
長野県上田市真田町にある秘湯で、戦国武将・真田氏とその家臣である真田十勇士ゆかりの温泉として知られています。

・歴史と伝承
真田幸村が上田城築城の際に利用したとされる温泉。
猿飛佐助が修行したと言われる「角間渓谷」に近く、忍術修行の伝説が残る場所。
江戸時代から湯治場として利用され、今も変わらぬ自然と湯を楽しめます。

・温泉の特徴
泉質:含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
炭酸ガスを多く含み、鉄分が豊富。神経痛や冷え性、疲労回復に効果があるとされています。
温泉は黒湯とも呼ばれ、湯に入ると体に細かい泡がつくのが特徴。

・代表的な宿泊施設

・岩屋館
渓谷の自然に囲まれた一軒宿。
炭酸泉で体が芯から温まり、森林浴気分で入浴できます。
真田氏ゆかりの資料も館内で見ることができ、歴史好きにはたまらない宿です。

・周辺観光
角間渓谷:猿飛佐助が忍術修行をしたと伝えられる場所で、ハイキングや自然散策に最適。
上田城跡公園:車で約30分。真田氏の歴史を感じることができます。
真田氏本城跡:真田昌幸が最初に拠点とした城跡で、絶景とともに歴史探訪ができます。

・アクセス
車:上信越自動車道「上田菅平IC」から約40分。
公共交通:上田駅からバスで約50分、またはタクシーで30分。

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