2024年5月6日

忍者豆知識その2

忍者豆知識・石川五右衛門
石川五右衛門は安土桃山時代に出没した盗賊で、もともと伊賀の忍者でしたが、盗賊になったと言われます。
最終的には捕まり釜茹での刑に処せさられたエピソードが有名です。


都を荒らし回っていたところを、豊臣秀吉の軍に捉えられ、京都三条河原で処刑されました。
三条大橋は、京都市にある三条通の橋で一級河川の鴨川に架かっていて、この近隣に三条河原があります。
京都では、処刑や罪人の晒し首などが行われることがありました。その際、多くの場合、人々の目に触れやすい河原地域や市中の広場で行われることが一般的でした。また、戦国時代や安土桃山時代には、京都市内での処刑や刑罰が行われることもありました。特に織田信長や豊臣秀吉の統一政策の下、治安の強化や秩序維持のために厳しい処罰が行われることがありました。

忍者豆知識・雑賀孫市(さいかまごいち)
雑賀孫市は鉄砲を扱った武将で忍者に鉄砲を扱わせたとして知られていて、石山本願寺で本願寺側に属し織田信長と戦いました。
本願寺に近い中津川で戦い信長を追い払いましたが、信長に孫市の本拠地紀州を攻め落とされ、信長の配下となりました。


両者の戦いの舞台となった中津川は、木曽川水系の一級河川で岐阜県中津川市に流れています。岐阜県中津川市を流れる川で、長良川の支流です。中津川市を流れる部分を指すことが一般的ですが、長良川支流としての中津川は岐阜県を流れる広い範囲を含むこともあります。
中津川は、美しい自然景観や清流が広がることで知られており、四季折々の風景が楽しめる地域です。特に桜の名所として有名であり、春には桜並木が美しい景色を作り出します。また、川沿いには散策路や公園も整備されており、散策やピクニックに訪れる人々で賑わいます。
中津川市は、古くから交通の要所として栄え、中津川をはじめとする河川や街道が交わる地域として発展してきました。現在でも市街地には歴史的な建造物や史跡が残り、その歴史的な雰囲気を感じることができます。
紀州とは、主に和歌山県を指す呼称として使われることが一般的です。和歌山県は、かつて紀伊国(きいのくに)とも呼ばれ、そのため「紀州」という呼び名が残っています。
紀州は、日本の南部に位置し、紀伊半島の大部分を占めています。古くは山岳地帯が多く、交通が不便であったため、独自の文化や歴史が育まれました。また、紀伊水道や太平洋に面しており、豊かな海の幸も楽しむことができます。