この記事は忍者豆知識その45です。この記事では真田氏と関係のあるお城についてお届けします。
・染屋城(そめやじょう)
染屋城は、現在の長野県上田市古里にあったお城です。
染屋城は、長野県にかつて存在した中世の山城です。一般的にはあまり知られていない城ですが、信濃国(現在の長野県)の一部として、戦国時代の激しい戦闘や領地争いの中で利用された可能性があります。
現地では遺構が確認されており、地域史や戦国時代の研究者の関心を集めています。
このお城は真田氏の城の上田城の東に位置し、真田氏家臣の大熊氏がこの城を居城としたと言われています。
また第二次上田合戦の時には、徳川秀忠がこの城を中心に本陣を置いたと言われています。
徳川秀忠が第二次上田合戦の際に「染屋台」に本陣を置いたとも伝えられており、上田城下を見渡せる重要な拠点だったとされています。
遺構の二の郭からは、千曲川対岸の山々が見えます。
現在の城跡には豊染英神社(とよそめはなぶさじんじゃ)があります。
染屋城の具体的な築城年や築城者については明確ではないものの、地元の有力な領主によって守られていたと考えられています。現在では城跡として残り、一部の遺構や地形からその位置や規模が推定されています。