この記事では真田氏にゆかりのある神社についてお届けします。
・真田神社(上田城跡公園内)
真田神社(さなだじんじゃ)は、長野県上田市の上田城跡公園内に鎮座する神社で、真田氏をはじめとする上田城歴代城主を祀っています。戦国時代の武将真田幸村(信繁)、真田昌幸、真田信之を主祭神とし、勝運や開運のご利益で知られています。
🌿 ・歴史と由来
創建:明治12年(1879年)
元の名称:松平神社
上田城本丸跡に建てられ、当初は江戸時代の上田藩主松平氏を祀る神社でした。
昭和39年(1964年)、地元住民の要望により真田氏を合祀し、「真田神社」と改称しました。
現在は、真田氏・仙石氏・松平氏の歴代上田城主を祀る「歴代城主鎮護の社」となっています。
⛩️ ・ご利益
勝運:真田氏の智謀と武勇にあやかる勝負運
開運:人生の転機を好転させる運気向上
学業成就:知略に長けた真田氏にちなむ
家内安全:真田家の強固な結束に由来
特に、真田家の「不屈の精神」と「知恵と勇気」を象徴する神社として、多くの参拝者が勝負事や試験前に訪れます。
🌸 ・見どころ
・六文銭の社紋
真田家の家紋「六文銭」が神社の各所にあしらわれています。
六文銭は三途の川の渡し賃を意味し、「いかなる困難も乗り越える覚悟」を示しています。
・勝守・六文銭のお守り
勝負運や開運を願うお守りが豊富で、特に「勝守」が人気です。
六文銭の入った御朱印もコレクターに好評です。
・真田井戸
境内近くには、上田城時代に城外への抜け道と伝わる「真田井戸」があります。
幸村がこの井戸を使って城を脱出したという伝説もあります。
・上田城跡公園
春は桜、秋は紅葉が美しい公園内にあり、散策にも最適です。
上田城東虎口櫓門や西櫓などの史跡と併せて訪れるのがおすすめです。
📝 ・アクセス
所在地:長野県上田市二の丸1-12
交通:
🚃 JR上田駅から徒歩約15分
🚗 上信越自動車道「上田菅平IC」から車で約10分
駐車場:上田城跡公園駐車場(有料)
🕰️ 参拝時間・拝観料
参拝時間:境内は自由に参拝可能
社務所(授与所):9:00~16:00
拝観料:無料