・松代温泉(まつしろおんせん)
長野県長野市松代町にある温泉で、戦国時代の名将真田信之(真田幸村の兄)や真田家ゆかりの地として知られています。
・歴史と真田家との関わり
松代は、関ヶ原の戦い後に真田信之が松代藩の初代藩主となり、真田家が治めた地です。
松代温泉はその松代藩の城下町に位置し、真田氏ゆかりの温泉として、歴史とともに親しまれてきました。
・温泉の特徴
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(高張性中性高温泉)
鉄分や塩分を多く含み、湯は黄褐色で、空気に触れるとさらに色濃くなります。
・効能:神経痛、筋肉痛、冷え性、皮膚病、慢性消化器病、婦人病などに効果があるとされています。
湯上がり後は体がポカポカと温かく、肌がしっとりすると評判です。
・おすすめ温泉施設
松代荘:松代温泉を代表する日帰り温泉施設で、鉄分豊富な黄褐色の「黄金の湯」が人気。宿泊も可能です。
・周辺の見どころ
松代城跡:真田信之が築いた城で、春には桜が美しく、真田家の歴史を感じられます。
真田宝物館:真田家ゆかりの品々が展示され、歴史ファンには必見のスポット。
松代大本営跡:第二次世界大戦中に建設された地下壕で、歴史遺産として見学できます。
・アクセス
車:上信越自動車道「長野IC」から約10分。
公共交通:JR長野駅から松代行きのバスで約30分。