この記事は忍者豆知識その53です。この記事は真田氏と関係のあるお城についてお届けします。
・嵩山城(たけやまじょう)
嵩山城(たけやまじょう)は、群馬県吾妻郡中之条町に位置する中世の山城です。戦国時代に築かれたとされ、地元の豪族や戦国大名によって使用された歴史があります。嵩山(たけやま)は標高789メートルの山で、城跡からは周囲を見渡せる絶好の眺望が楽しめます。
・歴史
築城時期: 嵩山城の正確な築城時期は不明ですが、室町時代から戦国時代にかけて利用されていたと考えられています。
役割: 吾妻川沿いに位置し、戦略的に重要な場所にあったため、交通の要衝や軍事拠点として使われました。
城主: 戦国時代には上杉氏や武田氏の勢力が交錯する地域であったため、これらの勢力によって利用されたと推測されています。
岩櫃城落城後、岩櫃城城主の斉藤憲広の息子城虎丸が逃れて池田重安の助けでここに入り、上杉氏の支援のもと、真田氏と戦いましたが永禄8年(1565年)落城し、城虎丸は自害し斎藤氏は滅亡したと言われています。
・特徴
遺構: 城跡には土塁や空堀(からぼり)などの防御施設の跡が残っています。また、城郭の構造から山城特有の防衛技術を見ることができます。
景観: 嵩山城の跡地からは、中之条町の街並みや周囲の山々を一望することができ、観光地としても知られています。
・観光情報
アクセス: 嵩山城跡までは中之条町の中心部から車でアクセス可能です。登山道を利用して城跡までハイキング感覚で訪れることができます。
注意: 登山道には急な箇所もあるため、訪れる際は適切な装備を用意することが推奨されます。
嵩山城は、戦国時代の歴史に触れながら自然を満喫できる場所として、歴史愛好家やハイキング好きにおすすめのスポットです。