2024年12月1日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その51 -丸岩城-

この記事は忍者豆知識その51です。この記事では真田氏と関係のあるお城についてお届けします。


・丸岩城
丸岩城(まるいわじょう)は、今の群馬県吾妻郡長野原町横壁にあったお城です。群馬県吾妻郡に位置する中世の山城で、戦国時代に築かれたとされています。この城は、岩櫃山の東側斜面にあり、自然の地形を活かした堅固な作りが特徴です。以下に丸岩城についての詳細をまとめました。

・基本情報
所在地: 群馬県吾妻郡長野原町
築城時期: 戦国時代
築城者: 羽尾幸全とされています。
構造: 山城
・歴史
戦国時代の真田氏の支配下
丸岩城は、真田氏の支配地域である信濃国と上野国を結ぶ重要な拠点の一つでした。岩櫃城を中心とする吾妻地域の防衛線として機能していたと考えられます。武田氏滅亡後に、侵略する北条氏に対して真田昌幸が西吾妻地域の諸将を駐屯させたとされます。

・江戸時代以降
戦乱が終息すると丸岩城は廃城となり、その後は地元住民によって部分的に利用されたものの、大部分が自然の中に埋もれました。
・特徴
・自然の地形を活用
丸岩城は、急峻な岩場や尾根筋を活用した防御に優れた山城です。敵が攻め上がるのが非常に困難な構造になっています。
・遺構
曲輪(くるわ)、本丸虎口、堀切、土塁、などが一部残っていますが、山林に覆われているため視認が難しい箇所もあります。
・観光情報
丸岩城跡は、ハイキングや登山といった形で訪れることができますが、整備状況は十分ではありません。山歩きの装備を整えて訪問することが推奨されます。
岩櫃山と合わせて訪れると、戦国時代の真田氏の防衛網を体感できます。
・アクセス
最寄り駅: JR吾妻線「長野原草津口駅」から2.3キロ
車: 周辺に駐車場がある場合もありますが、登山口までの案内板が少ない場合もあるため、事前の地図確認が必要です。

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