2024年8月10日

【にんぱく忍者修行ブログ】忍者豆知識その27

この記事は忍者豆知識その27です。今日は真田氏と関係のある武田氏と、お城の要素についてお届けします。
・岩村城
岩村城は、現在の岐阜県恵那市岩村町にあったお城です。
戦国時代に、織田氏と武田氏がともに戦いあったお城です。
お城を築いたのは遠山氏で、戦国時代になり織田徳川武田の争いが激しくなり、このお城もその対象となりました。
日本100名城として指定されています。

・お城の要素、櫓(やぐら)について
櫓(やぐら)は、日本の城や戦場で使われる高い構造物で、見張りや防御のために用いられます。櫓は敵の動きを監視するための見張り台としてだけでなく、弓矢や銃火器を使って攻撃するための場所としても使用されました。以下に櫓の主要な種類とその特徴をいくつか紹介します。
望楼型(ぼうろうがた)は、高く、四方を見渡せる構造です。主に見張りや監視のために使用されます。
多聞櫓(たもんやぐら)は、長い廊下のような構造で、城の周囲を取り囲む形で配置されることが多いです。武器や兵士の収容に使われることもあリます。
角櫓(かどやぐら)は、城の隅や角に設置される櫓です。敵の進入を防ぐために重要な位置に配置されます。
井戸櫓(いどやぐら)は、井戸の上に建てられた櫓です。井戸を守るための構造で、攻撃を受けても井戸を安全に保つ役割を果たします。
櫓は高い位置にあるため、周囲の動きを監視しやすく、敵の接近をいち早く察知することができます。
櫓からは弓矢や鉄砲を使用して攻撃することができ、敵の進行を阻止する効果があります。
煙や光を使って信号を送ることで、遠くの味方に情報を伝える役割も果たします。
櫓は戦国時代に発展し、城郭の重要な防御施設として使用されました。江戸時代に入ると、戦争の機会が減少し、櫓はより装飾的な意味合いを持つようになりましたが、それでもなお城の防御機能の一部として存在し続けました。
櫓の設計や構造は城によって異なり、地方ごとに独自の工夫が凝らされています。現在でも多くの城跡や復元された城で櫓を見学することができます。

・天守について(その1)
天守(てんしゅ)は、日本の城郭における最も高い建物で、城の象徴とも言える存在です。天守は、防御・監視・権威の象徴としての役割を果たし、戦国時代から江戸時代にかけて多くの城に建てられました。以下に天守の特徴、歴史、役割について詳しく説明します。
天守は複数の層からなる階建て構造で、最上層からは城下や周囲の地域を一望できるように設計されています。
木造建築が基本であり、瓦や白壁が用いられることが多いです。
独立式天守は、 天守だけが独立して建てられているものです。
複合式天守は、複数の櫓や天守が連結しているものです。
連結式天守は、天守と他の建物が渡り廊下や橋で連結されているものです。
天守には金箔を使った装飾や瓦の飾りが施されることがあり、城主の権威を象徴する要素となっています。

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